ダレン・シャン完結

ハリーポッターの続きがなかなか出ないので、合間に読む児童向小説でなんか無いかなぁと探してた時に見つけたのが「ダレン・シャン」でした。
簡単に物語を説明すると、バンパイアの血を体に流されて半バンパイアになってしまった少年が、バンパイアとして成長していく物語。
最初は血を飲むことすらいやがっていた少年が、バンパイアとしての誇りを持ち始め、バンパイアの仲間として認めてもらうための試練を受けたり、敵対するバンパニーズとの戦争を迎える。
んで、先月、最終巻(全12巻)が発売されたのだけど、まだその前の巻も読んでなかったので、この週末になんとか読み終えました。
以下、感想など…(ネタバレ含むので色変えます)

読み終えての第一声は「え〜〜〜!!」ってトコロです(笑)
11巻最後でダリウスがスティーブとアニーの息子だったとか、衝撃のラスト!みたいな書かれ方してたけど、かなりお約束な展開だったので驚くどころか、やっぱりなーってなモンで、ちょっと冷めちゃいました。
んでもって決着の付け方も、ミスタータイニーの能力的にかなりなんでもアリなお話なのを、ソレでも不思議な世界ってコトで納得して読んでたワケで。 ソレを最後の最後で時間をさかのぼって、無かったコトにしちゃえみたいなオチってのはどうなんでしょう(泣)
時間移動はまだしも、歴史をいじるようなのはやっぱしちゃマズイよなぁ。
今まで読んできた物語が無駄に思えてきちゃって、かなりキビシイ。
なんとか、同じ時間軸のまま決着つけられなかったのかなぁ…。

ハリーポッターよりは、リリースペース早かったので「次はまだかぁ」なんてのが無く、1冊が1〜2時間ぐらいで読めちゃうお手軽さは良かったかな(笑)
とりあえずこんなカンジで、ダレン・シャンはオシマイ。